日本の伝統的なしきたり「正月」

日本人は昔から年中行事を大切にしてきました。

年の初めには「正月」

正月でも1月1日を「元日」

その日の朝を「元旦」「歳旦」といい

江戸時代までは日暮れを1日の新しい始まりと考え「除夜の鐘」は元旦に行われる行事でした。

また正月は中国から伝えられた言葉であり、平安時代から宮廷では年中行事の儀式として受け継がれています。

天皇への新年のご挨拶を「元日節会(がんじつのせちえ)」や家庭では長寿と健康を願う「歯固(はがため)」のために餅鏡を食べます。

※餅鏡=現在の鏡餅や雑煮

(下記写真 ↓ 「花びら餅」)

昔から様々な儀式が行われてきた事に、人々の願いが込められています。

互いに願いを想いに表せる年中行事を次の世代へ繋ぐことが世の中の「絆」の一つになるのではないでしょうか。